建材展→東京建築巡り_その1
建材展をあとにして、本日の宿に向かいます。
その道すがら、とある建築を見に銀座に寄りました。
せっかく東京に行くんだから見たいものとか建築ないの?と聞いておいたので
鈴木設計のリクエストのここへ。
HULIC & New GINZA 8
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目9−7
隈研吾氏の設計です。国立競技場を設計したあのお方ですね。
施工は竹中工務店。
これ、実は木造建築なのです。この街中にしかも地上12階の高層ビル。
竹中さんが作った「燃エンウッド」を主に使用し、集成材、CLT(直交集成板)を併用。
鉄骨×木造なので純粋な木造ではないですが、室内はCLTががっつり見えてました。
(人がたくさんいたので写真は割愛)
ガラスカーテンウォールの外部にはアセチル化木材でできたフィンがついています。
アセチル化すると木材が水分を吸収しにくくなって耐久性・耐候性があがって
腐りにくくなるとか。
このフィンは銀座の街路樹を意識して「木の葉」をイメージしているそうです。
appleのSHOPが入っているので堂々と、見学させていただきました!
通り抜けができるので裏面も確認。
「裏」ととらえずにしっかりルーバー&フィン、ついていました!
コストダウンのためにつけない選択肢もあると思うんですが、
「そういうことじゃないんだよ」と隈研さんに言われているような気にもなりました(*´Д`)
普段は住宅ばかりを設計しているメンバーですが、住宅や商業建築の枠を超えて
素材や構造を見るのはとても勉強になりますね!
さて、ごはんごはん・・・・と。
この日は男性陣と行動だったのですっかり女子力を失いご飯の写真は撮っておりませんでした(笑)
このあとも建材展の旅あらため建築の旅は続きます。