基本性能

日進堂の家づくりの支える基本性能をご紹介します。
安心・安全に暮らすために大切な家づくりのポイントの一つです。

  • 耐震性
  • 断熱性
  • 耐久性
  • 維持管理性
  • 省令準耐火

耐震性

■耐震等級のはなし

耐震等級とは国土交通省が2000年に定めた、住宅性能表示制度における耐震性能の基準です。建築基準法に基づいて等級は1~3まであり、「等級3」が最高等級。阪神・淡路大震災相当の地震の1.5倍の力に対しても倒壊しないレベルを表します。

■べた基礎

「ベタ基礎」と呼ばれる、建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支える基礎(耐圧盤)を採用。
家の荷重を底板全体で受け止め、建物を支えます。
スラブコンクリートは150mm厚で不同沈下を抑制し、地面からの湿気をシャットアウトします。

■剛床構造

1・2階の床は、大引・床梁などに28mm厚の「構造用合板」を直接留めつけた構造です。
床面を一体化し水平方向の剛性を高めることで、地震力・風圧力などによるねじれや変形を防ぎます。

■集成材の柱

集成材とは、ラミナを繊維方向に平行にして重ね、貼り合わせて一つにした建材のことです。
ラミナを十分に乾燥(含有率を一旦10%以下に)させてから貼り合わすため、出荷時には含有率がムク材に比べて低く、かつ均一です。
そのため、ムク材よりも明らかに寸法の変化が少ないのです。
※ラミナ=節や割れなどを除き、厚さ2〜3cmほどに製材された板

■ヒノキの柱

ヒノキは弾力性、靱性に富み、狂いが少なく耐久性にすぐれ、強度はスギの約1.3倍です。
加えて耐湿、耐水性にもすぐれ、腐朽菌やシロアリに強い利点があり、構造材としてとてもすぐれた材です。

■制震ダンパー採用

高層ビルや斜張橋にも採用される制震ユニット、住友ゴムの住宅用制震ダンパーMIRAIE[ミライエ]を採用。
最大95%の揺れ幅を低減し、大切な家族と住まいを守ります。

断熱性

■日進堂の家の断熱基準
ZEH相当〜HEAT20レベル

UA値(ユーエーチ)とは?

外皮平均熱貫流率 (UA値)は、住宅の外周(外壁・屋根・窓など)から「熱がどれくらい外に逃げやすいか」を表す数値です。
数値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

■断熱性能を高める

冬の寒い日や真夏日に、室温がエアコンの設定温度になりにくいのはなぜでしょうか?
その原因のひとつが「家の断熱性能」です。温度や風、日射など、周囲の環境に影響を受ける体感温度は、必ずしも室温と一致しません。
室内にいる人間の体が室温だけでなく、床や壁、天井、そして窓からの「輻射熱※1」を感じ取っているからです。
家の断熱性能が低ければ、冬に暖房で部屋の空気を暖かくしても、家の外の空気で窓や壁が冷えてしまうため体感温度を低く感じますし、夏にクーラーで部屋を冷やしていても日差しなどの影響で暑さを感じることになります。

※1:高温の物体の表面から低温の物体の表面に、遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱のこと。
※2:【算出条件】 ○使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シュミレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ ○気象データ:「拡張アメダ ス気象データ」2000年版 標準年/(一迅)日本建築学会 ○住宅モデル:2階建て/延床面積:120.08m2/開口部面積:32.2m2(4〜8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ○窓種:アルミ(複層ガラス)
YKK APホームページより

屋根・天井・外壁・床

断熱

窓・ドア

開口部

空気

換気システム

耐久性

■劣化対策

阪神・淡路大震災で震度7を記録した淡路島北淡町(旧)での調査によると、全壊した建物の78%に腐食やシロアリの被害が見られました。
この事実は、シロアリにより構造体が弱まっていると、工法や建築年数にかかわらず、耐震性能が損なわれることを示しています。

■JOTO基礎パッキン

基礎と土台をしっかり絶縁する樹脂製の基礎パッキンを施工。自然の気流を利用した全周換気で床下全域を乾燥させます。
また、カビの室内流入や結露防止のために玄関まわりや勝手口は気密化。湿気がこもらずシロアリを寄せ付けない環境を保ち、住まいの耐久性を高めます。

■薬剤処理

構造材の防腐・防蟻処理に加え、基礎やその他木部にも現場での薬剤処理を行います(地面から1m以内まで)。
木部からの蒸散の少ない薬剤なので匂いも少なく、人体への影響はありません。

■通気工法(ユニハビ)

軒先や壁際全周を換気口とすることができる「軒天換気材」や「軒天換気用見切縁」を使用し、湿気と熱気がこもりやすい小屋裏や壁内の換気を行います。
小屋裏の新鮮な外気の吸収と湿気の排出に大切な役割を果たします。

維持管理性

■床下・天井点検口

住まいを長持ちさせるため欠かせない、定期的な床下の点検。高気密型床下点検口は継目のない樹脂一体成形品なので、ガタツキやひんやり感もありません。屋根裏の点検、2階の水廻り点検用(※)に天井点検口も設けています。
※水廻り下には配管の点検ができるように床下点検口や、基礎の人通口が適宜設けられています。(基礎仕様により異なります)

■さや管

さや管工法は給水ヘッダー(分岐管)から各水栓に水と湯を1本ずつ配管する工法です。架橋ポリエチレン管(※)をさや管に通して施工するため、パイプの更新が容易にできるなどの施工性に優れています。
(※)ポリエチレン管は熱や曲げに強い材料で、赤水を発生させない樹脂配管耐久性・耐震性に優れた備配管となります。

■排水さや管

排水管はメンテナンスのしやすい、さや管を施工。将来の点検・補修も安心です。

省令準耐火

ポイント1〜3の3つの考えに基づいた対策が施され、万が一の火災時にも避難時間を十分に確保できる性能を持っていると公的に認められた構造のことです。
一般の木造住宅より耐火性能が高く、火災に対して安全性の高い省令準耐火構造は、火災保険における構造級別区分が鉄骨造と同等の区分に該当するため、火災保険料が安くなるなどメリットがあります。

※価格は参考価格です。料率により変動します。

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