土地探しのコツまとめ|良い土地の探し方をまとめて紹介

1,009 ビュー

家を建てる際に、間取りなどの計画と並行して土地探しをする人は多いでしょう。しかし、選ぶ土地によっては間取りの希望をかなえられないかもしれません。周囲の環境に馴染めなかったり、不便を感じたりする場合もあります。

ここでは、土地を選ぶ前に決めておくことや、土地の探し方、土地に関する基礎知識などを解説します。ライフプランや家族の好みに合う暮らしのために、土地探しのコツをご覧ください。

 

土地を選ぶ前に決めておくこと

土地を選ぶ前には、おおまかなエリアと土地の購入に充てられる予算を決めておきましょう。家に求める条件に優先順位を付けておくと、土地を購入するエリアを決めやすくなります。

 

​​​​エリア・予算を決める

まずは、どのエリアの土地を購入するか、土地にかけられる予算はどれくらいかを決めます。

 

住むエリアによって通勤・通学などの利便性は変わります。子どもが学校に通いやすいかなどを考慮すると、暮らしやすそうなエリアがいくつか浮かんでくるでしょう。

エリアごとの土地代の相場を知っておくと、予算に応じた土地探しができます。

土地代の相場が分かるサイトとして「土地総合情報システム」があります。

 

土地総合情報システムは、国土交通省が運営するサイトです。土地代の相場を調べる際は、トップページから「不動産取引価格情報検索」をクリックし、取引時期と物件の種類を選択した上で、該当するエリアを指定します。

※参考:土地総合情報システム

 

優先順位を決める

エリア内で土地を選ぶ際には、土地に求める条件を洗い出す必要があります。すべての条件を満たす土地は見つからない可能性が高いため、条件には優先順位が必要です。

 

具体的には、土地探しの前にこのような条件を決めておきます。

 

・夫婦いずれかの実家から○時間以内

・徒歩圏内に公園がある

・行動範囲内に飲食店やショッピングセンターが充実している

・治安が良い

・自治体の子育て支援が充実している

・付近に子育て世帯が多い

・学校に近く通いやすい

・敷地が○坪以上

・駐車スペースを○台以上確保できる

・日当たりが良くガーデニングや家庭菜園をしやすい

 

\香川で住宅着工棟数No.1の日進堂にご相談/

※香川・岡山で土地を探されている方

 

▼関連記事

土地探しにかかる期間はどれくらい?工程ごとの期間を詳しく解説!

 

土地の探し方4つ

 

土地を探すには、以下の4つの方法があります。

 

・インターネットで探す

・不動産会社で探す

・現場に足を運んで探す

・ハウスメーカーや工務店で探す

 

それぞれの方法ごとにメリットは異なります。複数の方法を組み合わせると、希望にかなう土地が見つかる可能性が高まります。とくに、実際に現場に足を運び、土地や周囲の環境を確認することは大切です。

 

インターネットで探す

インターネットを使って土地を探す方法は、もっとも手軽な土地探しといえます。「○○市 土地」「○○駅 土地」などと具体的なエリアを指定して検索すると、売り出し中の土地が見つけられます。また、不動産情報ポータルサイトも土地探しに便利です。

 

インターネットにある情報は、最新とは限りません。土地代の相場を確認するなど、情報収集としてインターネットを活用するとよいでしょう。

 

不動産会社で探す

不動産会社で探す場合は、土地探しが得意な不動産会社に依頼することがポイントです。不動産会社を選ぶポイントは、以下の2つです。

 

・土地の売買が得意か

・エリアの特徴を把握しているか

 

土地の売買のノウハウに乏しい場合でも、不動産会社側から依頼を断るケースは少ないと考えられます。複数の不動産会社に問い合わせて対応を比較すると、土地に詳しい不動産会社が見つかるでしょう。

 

また、エリアの特徴を把握している不動産会社を頼ると、地盤の良し悪し・水害などの災害に遭うリスクを減らせる上に、掘り出し物の土地に出会える可能性も高まります。

 

現場に足を運んで探す

住みたいエリアを歩いてみると、理想の家を建てられそうな土地が見つかる可能性があります。土地から近い不動産会社に問い合わせれば、土地の詳細を教えてもらえるかもしれません。

 

環境を下見するためにも、実際に現場を歩いてみることは大切です。日中と夜間、平日と週末で雰囲気が変わる可能性があるため、時間帯を変えて気になるエリアを散策すると良いでしょう。

 

ハウスメーカー・工務店で探す

ハウスメーカーや工務店などの住宅会社にも、土地探しを任せられる場合があります。住宅会社に土地探しを依頼するメリットには、土地探しと同時に家の計画も並行して進められる点や、土地代を含む建築費を把握しやすくなる点が挙げられるでしょう。

 

加えて、住宅会社に依頼すると、希望する間取りに合う土地を見つけやすくなります。詳しくは以降で説明しますが、購入する土地によっては、希望する間取りをかなえられないケースもあります。

 

\香川で住宅着工棟数No.1の日進堂にご相談/

※香川・岡山で土地を探されている方

 

 

土地探しをする際に知っておきたい基礎知識

 

建物の用途や建ぺい率や容積率の上限、建築制限などは、土地ごとに決まっています。以下では、土地探しをする際に知っておきたい基礎知識を解説します。

 

用途地域

用途地域とは、住みよい街づくりを目的として都市計画法で定められたものです。用途地域は13種あり、住居系・商業系・工業系の3つに大きく分けられます。住居系に該当する用途地域は以下の8つです。

 

  • 第1種低層住居専用地域
  • 第2種低層住居専用地域
  • 第1種中高層住居専用地域
  • 第2種中高層住居専用地域
  • 第1種住居地域
  • 第2種住居地域
  • 準住居地域
  • 田園住居地域

 

住宅系以外の土地に家を建てると、将来、家の付近に商業施設や工場ができるかもしれません。購入を検討している自治体のサイトなどで、購入したい土地の用途地域を調べておきましょう。

 

※参考

香川県「香川の都市計画」

岡山県「岡山県の都市計画(2022年度版)」

 

建ぺい率と容積率

建ぺい率と容積率は、建築面積や生活スペースを左右する指標です。土地ごとに建ぺい率と容積率の上限が決められています。

 

建ぺい率(%) 容積率(%)
意味 敷地面積に占める建築面積の割合 敷地面積に占める延べ床面積の割合
設定目的 建物同士の密着を防ぎ、生活しやすく火災時に安全な住環境を確保すること 人口の過密化を防ぎ、快適な住環境をつくること
計算式 建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100% 容積率=延べ床面積÷敷地面積×100%

 

建築面積とは、建物を上方から見たときの面積を指します。延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合算した面積です。

 

建築制限

住宅の高さや屋根の形状は、建築制限に合わせて設計する必要があります。建築制限の目的は、その土地の周辺の建物や道路について日当たりや通風を確保することです。また、建築制限は、高さ制限と斜線制限の2種類です。

高さ制限では、第1種低層住居専用地域・第2種低層住居専用地域・田園住居地域内に関して、建築物の高さを制限しています。これらの土地の建築物は、10メートルまたは12メートルまでに高さを収めるよう求められます。また、斜線制限は、道路斜線制限・隣地斜線制限・北側斜線制限の3つがあります。道路斜線制限は、住宅周辺の道路の日当たりや通風などを守るために決められています。隣地斜線制限は、隣地の日当たりや通風などを確保するためのルールです。また、北側斜線制限の目的は、住宅の北側に位置する建物の採光条件の確保です。

 

※参考:建築基準法第55条

 

\香川で住宅着工棟数No.1の日進堂にご相談/

※香川・岡山で土地を探されている方

 

 

土地の探し方のコツ3つ

 

適切な土地を購入するためには、現地の訪問が欠かせません。以下では、現地訪問の重要性や、訪問の際にチェックするポイント、角地・中地の特徴の違いを解説します。

 

必ず現地に訪問しよう

インターネットで土地の状況を閲覧できるとしても、実際の雰囲気を確かめるには現地の訪問をおすすめします。不動産会社が紹介する土地でも、自分で現地を確認した方が良いでしょう。

不動産会社が説明義務を負う対象は、重要事項説明に該当する部分のみです。重要事項説明には、土地の権利関係や、その土地にかかっている規制、ハザードマップなどが含まれます。ただし、売買契約の直前まで重要事項について全て説明されるとは限りません

以下で紹介するチェックリストをもとに、自身の目で土地周辺の状況を確認しましょう。

 

現地で条件をチェックしよう

下記のチェックリストをもとに土地周辺の状況をチェックしましょう。

 

チェック対象 チェックポイント
治安 ・夜間の人通りや明るさ

・騒音を出す施設の有無

暮らしぶり ・住人の雰囲気

・小売店で販売される商品の価格帯

災害リスク ・付近の崖や川の位置
利便性 ・コンビニや小売店の有無

・医療機関の有無

土地の状況 ・高低差や隣地との境界線

 

また、自身で決めた土地の優先条件についてもチェックが必要です。

 

角地・中地を理解しておこう

角地とは、2つの道路に面している土地です。中地とは、周囲の3方を囲まれた土地です。角地と中地のメリット・デメリットを、以下にまとめました。

 

角地 中地
メリット ・間取りの自由度が高い

・採光性が良好

・人目に付きやすく防犯性が高い

・角地と比較すると土地代が安い

・人目に付きにくくプライバシーを守りやすい

デメリット ・土地代が高い

・人目に付きやすい分、プライバシーに配慮する必要がある

・人通りや車などで騒々しい場合がある

・角地よりも採光性が悪くなり、間取りが制限される

・死角が多いため、角地よりも防犯対策が求められる

 

\香川で住宅着工棟数No.1の日進堂にご相談/

※香川・岡山で土地を探されている方

 

 

香川・岡山の土地探しに迷った際は日進堂へご相談ください!

土地探しでは、事前におおまかなエリアと予算を決めておきましょう。ハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼すると、土地探しと同時に家の計画も並行して進められます。また、希望する間取りに合う土地も見つけやすくなるでしょう。

 

日進堂は、地域密着型で豊富な分譲地を所有しています。高松市を中心に、常時約50か所もの自社分譲地を展開中です。香川・岡山での土地探しなら、ぜひ日進堂にご相談ください。

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事